洋服のテイストにあったものを身に着ける

念願のデート、好きな人とディズニーランドに出かけた時の話です。一番お気に入りのピアスをつけて遊びに行きました。大き目で星型のひっかけるタイプのピアスをつけていました。しかし移動中、どこでなくしたのやら耳元を触るとピアスが片方ありません。知らないうちに落としてしまいました。私はかなりショックを受けて、少しの間一緒に探してもらいましたが、諦めきれませんでした。その後も彼を置いてひたすら探してしまいました。彼にはもう諦めたら?こんな広いディズニーランドでみつかるわけない!と言われ、その言葉の後、彼は探しもしてくれませんでした。険悪なムードになり、私はそれも構わずひたすら探し続けました。あたりも薄暗くなり、アトラクションを誘導する道を照らす明かりのみになってしまいました。一度諦めろ!といった彼です。後ろで文句を言いながら、ずっと探している私を見ながらもなんとなく辺りを探している様子でした。彼とは一言も話すことなく、記憶をたどり一度歩いた場所を何度も往復しました。その時です。彼がいきなり小走りになり、ほら!あった!と言って私にこれだろ?と差し出してきました。彼のみつけたピアスは私のなくした片方のピアスでした。私は感動して、人目も気にせず彼に抱きついてしまいました。俺、けっこういいだろ!と言ってきました。私は涙が止まりませんでした。別に何でもない安物のピアスでしたが、私にとってはお気に入りのピアス、そしてこの出来事があってからとても大事なピアスになりました。

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